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糖尿病が怖いので、最新情報を取材してみた (祥伝社新書)

堀江貴文予防医療普及協会

祥伝社新書 / 祥伝社

2021年4月30日発売

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新書嫁レビュー

糖尿病は「なってから治す病気」だと、ずっと信じていた

2026-08-13

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糖尿病は、気づいたときにはもう遅い

健康診断で「血糖値がやや高め」と言われても、自覚症状が何もなければ人はなかなか本気にならないものです。糖尿病というのは、ひどくなったら病院で薬をもらって、インスリンを打ちながら管理する病気だと思っていました。怖いとは知りつつも、「まだ自分には関係ない」「なったらそのとき考えればいい」という感覚が、長い間ありました。その曖昧な安心感のまま過ごしていると、どこかで「健康への向き合い方がこれでいいのか」という引っかかりが消えないのです。

堀江貴文・予防医療普及協会著『糖尿病が怖いので、最新情報を取材してみた』はこちらから読めます。

「なってから治す」では、もう取り返せない

この本を読んで最初に崩れた認識は、「糖尿病は治療で何とかなる病気」というイメージでした。糖尿病は一度発症すると完治しません。それどころか、日本では糖尿病など足病変の重症化による下肢切断が年間1万人以上に上り、糖尿病網膜症による失明者も年間3000人以上に達すると本書では述べられています。これらはいずれも、病気が進行した末に起きる現実です。

さらに本書が明かすのは、治療薬の世界がここ10年で劇的に変わったという事実です。2014年に登場したSGLT2阻害薬は、膵臓に働きかけてインスリン分泌を促すという従来の発想を根本から覆しました。血糖を尿として体外に排出するという全く新しいメカニズムで、「糖尿病の治療は注射しかない」という常識を書き換えたのです。また2015年には持続血糖測定器(CGM)が登場し、24時間リアルタイムで血糖値を把握できるようになりました。

しかしこうした最新情報は、患者にほとんど届いていないと本書は指摘します。医療の進歩と、私たちが持っている古い知識の間には、大きな溝があるのです。本書にはさらに、具体的な予防食事法や運動の章も収録されており、知識を行動に変えるための実践的な内容が詳しく展開されています。ぜひ本書で確かめてみてください。

「知らなかった」で失う10年を想像してしまう

この本を読む前は、健康診断の数値を見ても「まあ大丈夫だろう」と先送りにしていました。血糖値の欄に「要注意」と書かれても、日常のどの行動を変えればいいかが具体的に見えていなかったからです。

読んだ後は、食後の血糖値の急激な上昇(血糖スパイク)が習慣的に起きていると体にどんな負荷がかかるかを意識して、食事の順番を変えるようになりました。野菜から先に食べる、主食の量を少し減らす——それだけのことが、将来の合併症リスクを下げるかもしれないという感覚が、以前とは全く異なります。「なってから考えよう」ではなく、「今の習慣が10年後を決める」という目線で毎日の食事を見るようになったのは、この本があったからです。

知らないままでいた自分が怖くなった

堀江貴文は2016年に予防医療普及協会の発起人となり、ピロリ菌検査やHPVワクチン推進など、医療の「予防」という側面を長年伝え続けてきた人物です。本書もその延長線上にあり、最先端の医師や研究者への取材をもとに構成されています。医学の専門家ではないからこそ、「なぜ怖いのか」「何をすれば防げるのか」を読者目線で丁寧に整理しています。

糖尿病は「なってから向き合う病気」ではなく、「今日から変えられる病気」だと知ったとき、それまで漠然と感じていた健康への不安が、具体的な行動指針に変わりました。知らないままでいたら、きっとそのぼんやりした不安を10年、20年と引きずり続けていたと思います。

堀江貴文・予防医療普及協会著『糖尿病が怖いので、最新情報を取材してみた』はこちらから読めます。

※本記事にはアフィリエイトリンク(PR)が含まれます。

内容紹介

第1章 マンガ・糖尿病は怖い マンガ/西アズナブル
第2章 1問1答でわかる! 糖尿病の基本
第3章 こんなに変わった! 最新治療
第4章 すぐできる! 予防法

出版社による紹介文です(楽天ブックスの書誌情報より)。

書誌情報

書名
糖尿病が怖いので、最新情報を取材してみた (祥伝社新書)
著者
堀江貴文 / 予防医療普及協会
レーベル
祥伝社新書
出版社
祥伝社
発売日
2021年4月30日
ISBN
9784396116279