内容紹介
謝罪すべきところで謝罪しない
報じない理由を説明しないマスコミ
知事に忖度し続けた側近たち
守られないプライバシー
過熱報道を生み出した調査
事実かどうかは二の次
自分の非を認めないこの国の体質!
一通の告発からはじまった兵庫県の文書問題。元々は県の内部の課題を指摘したものだったが、不適切な会見や対応がくり返される中、歯車が狂いだし収拾がつかなくなる。国の制度まで巻き込んだ騒ぎの中で、メディアはなぜ報じなかったのか、テレビは何を過剰演出したのか、SNSこそが真実なのか。この国の体質をあぶりだし、これからの国の形につながるこの問題、どこに「失敗」があったのかを掘り下げる。
第一章 告発文書ーー知事とメディアの対応
第二章 情報発信に失敗した会見
第三章 反論から公益通報へーー高まる知事への不信
第四章 懲戒処分ーーくり返された誤ったメッセージ発信
第五章 "黒幕"とされた県議と疑惑追及報道
第六章 百条委員会設置へーー"政局"はなぜ生まれたか
第七章 初の釈明会見ーー説明責任は果たされたか
第八章 告発者の死と情報漏洩ーー書かなかったメディア
第九章 報道することで失われた信頼
第十章 メディアはなぜ誤情報を放置したのか
出版社による紹介文です(楽天ブックスの書誌情報より)。
書誌情報
- 書名
- 兵庫県知事問題 失敗の本質
- 著者
- 小林 和樹
- レーベル
- ちくま新書
- 出版社
- 筑摩書房
- 発売日
- 2026年6月10日
- ISBN
- 9784480077516