内容紹介
滋味豊かな世界にふれる100のキーワード
「旧約聖書のうちで一度に書かれた書はほとんどない。いずれの書も、長い歴史にわたる伝承と修正の産物である」(本書「編纂者」より)。パピルスや羊皮紙、犢皮紙に書かれた聖書は、その耐用年数ゆえに新たな巻物に書き写さなければならず、複写のたびに、何かが追加されたり削除されたり、修正が加えられる機会となる。「こうした修正は、書記とよばれる編纂者たちの仕事であった。書記たちは特定の巻物に携わり、新たな政治・神学的状況を考慮しつつ、テクストを加筆して伝承していた」(同前)。
本書は、こうした聖書の成り立ちや、アブラハム、モーセなどの重要人物、天地創造やバベルの塔、ソドムとゴモラといった逸話、エジプトやエルサレム、シナイなどの地域のほか、モチーフ、社会的風習や宗教的儀礼など、多面的な角度から聖書全体を概観する。
出版社による紹介文です(楽天ブックスの書誌情報より)。
書誌情報
- 書名
- 100語でわかる旧約聖書
- 著者
- トーマス・レーマー / 久保田 剛史
- レーベル
- 文庫クセジュ
- 出版社
- 白水社
- 発売日
- 2021年6月11日
- ISBN
- 9784560510452