内容紹介
私たちが手を動かしたいとき、脳から神経細胞を経て筋肉細胞まで信号が行き、筋肉細胞が伸びたり縮んだりして手が動きます。これは神経細胞を通じて伝達物質や電気信号が伝わっているからです。それだけではなく、私たちが意識していなくても体の中では、様々な臓器がお互いに情報を交換し合い、体の機能のバランスを保っています。たとえば免疫機能も、様々な免疫細胞が情報交換をし、お互いに働き合って、細菌やウイルスから私たちの体を守っています。また、細胞内でも様々な伝達物質が行き交い、情報伝達=会話をしているのです。本書では、細胞内、臓器同士、また母と子(胎児)などの人体内のコミュニケーションに注目し、人体の不思議に迫ります。
第1章 細胞のひとりごと
細胞内の情報伝達
第2章 ご近所との:会話
細胞同士のメッセージ伝達
第3章 遠方との会話
臓器同士のやりとり 血液を通じての情報伝達 免疫細胞のコミュニケーション 腸内細菌との相互作用 がん細胞との情報交換
配偶子形成のための情報伝達 性ホルモン
第4章 他人との会話
受精と着床のための情報伝達 胎盤を通じたコミュニケーション 胎児側のシグナル 母胎側のシグナル
出版社による紹介文です(楽天ブックスの書誌情報より)。
書誌情報
- 書名
- 会話する細胞
- 著者
- 石川 香
- レーベル
- ブルーバックス
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2026年9月17日
- ISBN
- 9784065451595