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検察審査会

デイビッド・T.ジョンソン平山 真理福来 寛

岩波新書 / 岩波書店

2022年4月22日発売

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内容紹介

日本の検察審査会は世界でも類を見ない独特な機関だ。11人の市民で構成されるこの組織は、絶大な権力を握るプロの検察官が下した不起訴処分を検証し、事件の再捜査および起訴すべきかを決定する。裁判員制度と違い、強制起訴の権限を付与されその重要性がようやく認知され始めたばかりの検察審査会の初の体系的な分析を示す。
 謝辞
 序文

第1章 検察官と検察審査会
 刑事司法における市民参加
 検察官についての問題
  1権力
  2裁量
  3非違行為
  4イデオロギー
  5アカウンタビリティー
  6惰性
  7役割の曖昧さ
 三つの枠組み
  1被害者
  2不処罰
  3民主主義

第2章 検察審査会の誕生と運用
 検察審査会の誕生
 1948年の検察審査会法
 検察審査会の改革
  1犯罪被害者の権利運動
  2司法制度改革
  3福岡高裁判事妻ストーカー事件
 検察審査会の運用
 検察審査会は大陪審と見なされるか
 検察審査会は日本の特別検察官なのか
 結論

第3章 検察審査会の影響
 俯瞰的な見方
 検審バック
 検審バックの影響
 金丸事件で急増した不満の声
 結論

第4章 強制起訴
 1 明石花火大会歩道橋事件
 2 JR福知山線脱線事件
 3 沖縄未公開株詐欺被告事件
 4 陸山会事件
 5 尖閣諸島中国漁船衝突事件
 6 徳島県石井町長暴行事件
 7 ゴルフインストラクター準強姦被告事件
 8 柔道教室学生重傷事件
 9 東名高速道路あおり運転をめぐる名誉毀損事件
 10 東電福島第一原発事件
 ホワイトカラー犯罪と強制起訴
 結論

第5章 教訓
 強制性交(旧強姦)事件を起訴しないという問題
 教訓
  1検察官をチェックすることは可能
  2検察審査会の起源
  3正当化がもたらす効果
  4検審バックの効果
  5影シャドウ効果と影響
  6強制起訴と有罪判決の少なさ
  7企業犯罪の抑制に向けた課題
  8分かっていないことが多い
  9市民の満足度
  10検察審査会の危険性
  11民主的な刑事訴追を目指して
  12他国への示唆
 改革のための提言

出版社による紹介文です(楽天ブックスの書誌情報より)。

書誌情報

書名
検察審査会
著者
デイビッド・T.ジョンソン / 平山 真理 / 福来 寛
レーベル
岩波新書
出版社
岩波書店
発売日
2022年4月22日
ISBN
9784004319238