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小学校英語のジレンマ

寺沢 拓敬

岩波新書 / 岩波書店

2020年2月22日発売

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内容紹介

二〇二〇年四月から小学校五・六年で正式教科としての英語が、三・四年で必修の「外国語活動」が始まる。グローバル化時代には必須との大きな期待と根強い反対を経て生まれた「小学校英語」はどこへ向かうのか。実際、どんな効果が見込めるのか。約三〇年の改革の経緯、教える負担の大きさなど、未解決の論点を網羅する画期的な一冊。
はじめに

序 章

第1部 小学校英語、これまでの道のり

第1章 【第1期】小学校英語前史
 1 戦前から戦後へ
 2 英語教育の早期化と臨時教育審議会
 3 学習と年齢効果の研究

第2章 【第2期】「実験」の時代
 1 「国際化時代」と英語教育の議論
 2 研究開発学校では何が学ばれていたのか
 3 小学校英語推進派の理想主義

第3章 【第3期】模索の時代ーー多様性とカオスの小学校英語
 1 小学校に英語がやってきた
 2 総合学習での英語活動
 3 教育特区での小学校英語
 4 小学校英語論争の勃発

第4章 【第4期】「外国語活動」の誕生
 1 「グローバル化時代の人材育成」と英語教育
 2 「必修だが教科でない」
 3 特殊日本的な「外国語活動」
 4 英語力は向上するのか、国語力がダメになるのか

第5章 【第5期】教科化・早期化に向けて
 1 トップダウン型の教育改革へ
 2 第二次安倍政権以後の改革ーー変質する政策審議
 3 教科化既定路線の中の賛否
 4 世論の期待と不安

第2部 小学校英語の展望

第6章 現在までの改革の批判的検討
 1 小学校英語三〇年の歴史を振り返る
 2 根拠なき計画・実行

第7章 どんな効果があったのか
 1 教育政策を支えるデータとは
 2 小学校英語の効果、これまでの研究
 3 小学校で英語を学んだ子どもの英語力・態度は向上したのか?
 4 根拠に基づいた議論を

第8章 グローバル化と小学校英語
 1 「グローバル化だから小学校英語」でよいのか
 2 英語ニーズのこれから

第9章 教員の負担とさまざまな制約
 1 誰が教えるのか
 2 制度、予算の制約、世論のプレッシャー
 3 外部人材活用という「第三の道」

おわりに

年 表
参考文献

出版社による紹介文です(楽天ブックスの書誌情報より)。

書誌情報

書名
小学校英語のジレンマ
著者
寺沢 拓敬
レーベル
岩波新書
出版社
岩波書店
発売日
2020年2月22日
ISBN
9784004318262