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新書嫁レビュー ・ 約 3 分

「ゆで卵の殻がうまくむけない」は、知識で解決できた

料理の「ちょっとした失敗」は、センスや慣れの問題だと思っていた

ゆで卵の殻がうまくむけない、パスタが茹で上がりに固まる、揚げ物の油はねが激しい——こういった料理の「ちょっとした失敗」は、料理センスや手慣れの問題だと思っていました。「コツをつかむまで何度も試すしかない」という感覚で、なぜそうなるのかを科学的に考えたことがなかったのです。

でも実際には、こういった日常の料理の失敗の多くには明確な科学的な理由があり、正しい知識を持つだけで解決できるものがほとんどです。「センスや慣れ」ではなく「理由を知ること」が、料理の悩みを消し去ってくれるのだと、この本を読んで初めて実感しました。

この本が、日常の「料理の疑問」への見方を変えてくれました。

「なぜうまくいかないのか」がわかると、すぐに変わる

本書は、日常生活のさまざまな「ちょっとした困った」に、科学的・実践的な解決策を提供することを得意とするホームライフ取材班が、身近な家事・生活の場面での具体的な知恵を集めた一冊です。青春新書プレイブックスの一冊として、気軽に読みながら即役立てられる内容となっています。

ゆで卵の殻がうまくむけない理由は、卵を茹でた直後に冷水に浸けていないことが多く関係しています。茹で直後に冷水に入れることで卵白が急激に収縮し、殻との間に隙間が生まれることで格段にむきやすくなります。また新鮮な卵ほど殻がむきにくいという事実も、pH値(卵白の酸性度)と殻の膜の密着度に関係していて、理由を知れば対処法が見えます。

こういった「なぜ?」への答えが積み重なることで、料理が「感覚と慣れ」ではなく「理解と選択」に変わっていきます。失敗を「また失敗した」と感じるのではなく、「次はどう変えれば成功するか」と考えられるようになるからです。そうした視点の転換が、料理全般への向き合い方を軽くしてくれます。油はねが起きる理由、焼き物が焦げやすくなる条件、調味料を加えるタイミングの科学——これらを知っていると、初めて作る料理でも失敗が減ります。本書にはさらに、掃除・洗濯・収納など家事全般にわたるちょっとした困りごとの解決策も紹介されています。ぜひ本書で確かめてみてください。

「なんとなく」が「なるほど」に変わった

この本を読んでから、料理をするときに「なぜこの手順なのか」を意識するようになりました。指示通りにするのではなく、理由を理解して行動するようになったことで、応用力がついた実感があります。

料理に限らず、日常のあらゆる「ちょっとした失敗」の背後には「理由」があります。その理由を知ることが、根本的な解決への最短距離なのだということを、この本はシンプルに教えてくれます。「なんとなく」を「なるほど」に変える力が、毎日の生活を少しだけ豊かにしてくれます。

生活の「なんとなく困ったこと」を科学で解決する

ホームライフ取材班が日常の家事・料理の場面に潜む「なぜ?」に答えた一冊です。難しい専門知識ではなく、すぐに実践できる形で解説されているため、読んですぐに生活が楽になる体験ができます。

この本を読まなければ、ゆで卵の殻むきの失敗を「自分のセンスのなさ」と片づけたまま、簡単な知識で解決できることを知らずにいたと思います。

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